ヘッドコーチの入れ替えが相次ぐNHL

ヘッドコーチを入れ替える事は、本当に成功へのカギとなり得るのでしょうか?
NHLの2011-2012シーズンに入って約4分の1の日程を消化しましたが、すでに4つのチームがヘッドコーチを解雇し、新しいコーチを雇うという事態が起こっています。

まず、30チームの先頭をきってコーチを入れ替えたのがセントルイス・ブルースです。
セントルイス・ブルースはスタンレー杯を獲得した事もあるケン・ヒッチコックを新しいコーチとして迎え入れました。
それに続いてワシントン・キャピタルズとカロライナ・ハリケーンが同じ日にそれぞれコーチを解雇し、新しいコーチを雇用しています。

さらにワシントン・キャピタルズによって解雇されたブルース・ブードロウですが、わずか3日後にアナハイム・ダックスのヘッドコーチとして迎えられました。
同シーズン中にコーチがNHLのチームから解雇されて別のチームに雇用されるケースもありますが、わずか3日というのは異例の事です。

たまたま低迷に喘ぐダックスがコーチの入れ替えを考え始めていた時に、ブードロウがキャピタルズから解雇されるという偶然が重なったという事もありますが、非常に珍しいケースといってもよいでしょう。

この中で最も早い時期にコーチの入れ替えを実施したセントルイス・ブルースについてですが、新しいコーチであるケン・ヒッチコックの元で大きな躍進を果たしています。
彼によれば、コロンバス・ブルージャケッツを解雇された後、外からアイスホッケーを見る事で得た物が多かったとのこと。

また、アナハイム・ダックスのランディー・カーライルも解雇されていますが、彼もスタンレー杯を獲得した経験のある優秀なコーチとして知られています。
コーチの入れ替えを決めたジェネラルマネージャーのボブ・マーレイ氏によると、ランディは良いコーチですが、プレイヤー達には今「違った声」が必要という判断だったようです。

このアナハイム・ダックスは18ゲームの内で2勝しかできないという泥沼状態のチームです。
そのチームをコーチの入れ替えで復活させる事ができるのだとしたら、正に苦肉の策が功を奏するという事になります。

コーチの入れ替えのあった各チームの今後の動向が注目されます。